元派遣社員!貯金0年の浪費家がマンション購入
現在44歳の独身女です
元浪費家でしかも派遣社員で貯金0円だったわたしが、マンション購入した件と、浪費癖の直し方についてのブログを書くつもり、なぜか黒歴史のカミングアウトになってしまいました。
是非最後までご一読ください
就職氷河期世代です
口座残高3,099円
20代のころはとにかく着飾ることに夢中で散財しまくっていました。
手取り22~23万円程度でしたが、給料日の前日に口座残高3,099円しかなく、貯金0円のその日暮らし
実家暮らしで親のすねをかじって生活していました。もちろん家にお金は入れていません。すべて服やバッグにつぎ込んでいました。とにかく人よりいいものを持っていたい!ブランド品で身を固めることを生きがいにしていたころ、手元に残るお金はほぼ0円・・・
「貯金って何のためにするの?あ~!カルティエのパシャC買うためにしたことあった!」って感じでした。ちなみに去年メルカリで15万円で売れました(結果的に良い買い物だった)
当時の銀行口座の明細はこちら
これは平成15年なので、西暦では2003年ですね。今から19年前なので25歳
YouTubeで20代で貯蓄500万円以上ある人ってホント凄いですね。
そんな私でしたが、25歳となると周りでちらつくのが結婚話。
当時お付き合いしていた年下の彼は、無職のパチプロで友人宅に居候していたので、結婚対象ではありません。
こうやって思い返すとかなりひどい生活っぷりで親も心配だったと思います。
そんな感じで生まれて初めて最初で最後のお見合いを29歳でしました。ですが出た答えは、「絶対結婚したくない!」てことで見事破談(我儘な娘)
こちらについては「結婚しない理由」というブログでご確認ください
そして、両親も離婚・・・。人に結婚勧めておいて離婚する親って(笑)
父が転勤族だったため当時住んでいた家は社宅でした。そのため、離婚を機に家族ばらばらに住むことになりました。
兄と6つ下の妹はすでに結婚していたのですが、12歳年下の妹と母は一緒にマンション暮らしを始め、私は住むところがないため一人暮らしをすることに。
父にも母にも29歳にもなって親に頼るなと言われました(当たり前)
当時のわたしは貯蓄0円なので、マンションの敷金などが払えず親に払ってもらいました(恥ずかしすぎる29歳)
当時私の脳裏に鳴り響いたあの言葉
「いつまでもあると思うな親と金」
パソコンスキルゼロの昭和の女
当時は派遣社員でボーナスもなく昇給もないため、将来の不安が重くのしかかっていました。ちなみに当時はアパレルの販売員でした。
そのため、パソコンスキルはゼロ!パソコンはお店に1台あるだけで、メールのチェックと在庫管理くらいしか使うことがないので、PCスキル不要なのです。(Z世代が驚く昭和生まれの実態)
このままではさすがにダメだと思い、正社員の事務仕事を探しましたが、どこもかしこも必須条件が実務経験あり!ってことで絶望した私。
気を取り直して、オフィス系の仕事を多く取り扱う派遣会社に登録しました。登録時にPCスキルをチェックされるのですが、担当者が困惑するくらいの低スキル。文字入力が壊滅的でテンキーの数字入力のスコアでどうにか、コールセンターの仕事を紹介してもらいました。
販売員としての応対スキルを活かしつつ、PCスキルも身に着けることができるというのが紹介理由。
担当の方から「1年間頑張ってPCスキルを習得すれば、事務仕事紹介できます!」と言われました。その言葉を信じたわたしに待ち受けるのは・・・(続く)
時代は就職氷河期
一人暮らしと新しい仕事で、心機一転!真面目に貯金をすることに!
ちなみに一人暮らしは2度目で、最初は学生時代に名古屋です。就職氷河期と言われていた時代で、100社受けてやっと1社内定がもらえればいい方だった時代です。
当時は就職浪人が多くいました。今でいうフリーターになるか、希望する職種でなくても、正社員登用してもらえる就職先を探して、景気が戻るまで待って再就職するかどちらかでした。
わたしは働きたくもない仕事のために、就活するなんで馬鹿げてると思い、一切就活しませんでした。(今思えば一番のバカだったわたし)
そして卒業後は親からの仕送りを打ち切られて、生活できなくなり実家暮らしをすることになったのです。(本当に情けない話)
実家でも1年ほどバイトすらしなかった。当時はそんな人たちをこう呼んでいました
「家事手伝い」略して「家事てつ」
正直言うと働き口も嫁の貰い手もない人たちのことです
底辺にいたのだと今気付きました(笑)
浪費癖の直し方についてのブログですが、これではただの
「独身女の黒歴史」
はじめての定期預金
そんな情けない自分を卒業するために、29歳で生まれて初めて定期預金を始めました。(遅すぎるデビュー)
給与振込口座で使用していた三井住友銀行の“りぼん“という定期積立で、毎月2万円の積立てからスタート
家計簿もつけ始め収支の管理の徹底、お弁当も作って持っていきました。学生時代は自炊はしないと心に決め(不要な決意)、包丁もまな板もない暮らしをしていたので、かなりの進歩です。
職場がかなり地味な女子が多く(←失礼!)、私の物欲も抑えられたのは大きかったです。やはりアパレルは仕事柄流行に敏感であり、目の前に魅力的な商品があるので、物欲を抑えるは至難の業。職種を変えたことで貯蓄しやすい環境になりました
底辺からの脱却
当時住んでいたのは家賃56,000円のアパート
12帖のワンルームで洗濯機置き場が、なんとベランダ
エレベーターもオートロックもなく、そして壁が薄い・・。隣が夜の仕事をしている若い男性で深夜早朝の騒音が凄かった
「早く貯金してこの部屋からでる」というのが当時の目標でした。貯金も頑張って多い月は15万円以上するときもありました。とにかく今の暮らしを脱したい!その一心です。
服もバッグもほぼ買わず
そして1年後に
念願の正社員に!貯金額100万円達成!
もう嬉しかったです!そして、引っ越した先は、家賃80,000円の2LDKのマンション
築25年くらいのリノベーション物件です。オートロックはなかったのですが、エレベーターと室内洗濯機置き場があり。なんといっても50㎡ほどの広さがあったので、インテリアを選ぶが楽しかったです。
そう!引っ越し代と新しい家電家具で100万円がほぼ0円に・・・。
当時のわたしは「貯金とは使うためにすること」であった(反省の色なし)
とはいえ、定期積立金額を5万円に設定し、継続することに
29歳生まれて初めての正社員
正社員となって、年収も600万円ほど貰えるようになりました。そこから生活レベルを上げ始めたのです。
仕事も忙しかったので、自炊はしなくなりました。そしてストレス発散のため、BUYMAでバッグや服を買い漁ることに!
それでも、仕事は順調で33歳で年収800万円を超え、貯蓄も600万円を超えたので、調子に乗った私はもっといい暮らしを求めて、
マンションを購入
一気にステータスを上げ始めたのです!
75㎡のマンションで独身貴族万歳!
33歳で75㎡の中古マンションを購入してリノベーションをして暮らし始めました。
住宅ローンや管理費、修繕積立金などの住宅にかかる費用は、月145,000円に!
その後部署替えで、残業の少ない部署に配属されました。相変わらず、ブランド品や服を買い漁り、気付くと貯金が増えていない!?
え!?残業時間が減った分、手取りが減っていた!でも時間ができたので、エステに行ったり、飲みに行ったり遊ぶ時間が増え、手元に残らない状態に!
年収も650万円前後にダウン
さすがに住宅ローンの返済もあり、独身を貫きたいので、貯蓄の必要性を感じ始めたころ、家計簿の見直しを始めました
収入が減ったことで、固定費である住宅費の145,000円が負担に!今更、住宅費を削ることもできず、変動費を削ることに
着ない服は買わない!重くて持たないバッグは買わない!高くて着ないコートは買わない!
衝動買いをしない!食材を腐らせない!など、これらを徹底するために始めたのが、
1週間1万円生活
わたしが始めたのは、毎週月曜日に1万円を財布に入れて、生活する方法です。
現金で支払うのは、食費・生活用品・交際費です。
他は、口座引き落としやカード払いですが、服やバックは月の予算を設定してカード払いで購入していました。
こうすると、あといくら使えるかがひと目でわかるので、財布をみて買うのをためらったりすることが増えて、衝動買いの抑止効果が絶大
また先週の残金が繰り越されるので、月末に貯まったお金でホテルでディナーをするのが楽しみになりました。当時、職場の同じ独身一人暮らしの子と一緒にしていたので。金曜日にお互い残金を確認して、飲みに行く店をきめたりして、楽しみながら節約ができました。
とにかく浪費癖がひどかったので、このやり方は私に合っていたようです。
途中で設定金額を15,000円に替えたり、13,000円にしたり調整しながら、3年くらい続けました。給料日明けに1か月分の現金を下ろして生活するので、給料日前でも普通口座に残高があり、「残高が●●円まで増えたらご褒美でバッグを買う」といった目標設定もしやすかったです。
だいぶ浪費癖は矯正されたと思います。浪費癖を直す方法として1週間の金額設定をして生活する方法はおススメです。
転職してからは出張が多く、出張先でタクシーなど現金を使うことが多く、経費の立て替えと生活費の区別ができなくなって止めてしまいました。経費の立替額が月40万円くらいあたので、もうめちゃくちゃ・・
とはいえ、浪費癖は直すことができたので、現在は現金は使わずアプリやカード払いでポイントを貯めています。
いまではスマホの家計簿アプリを使って支出の管理をしています。毎月の予算を設定して、残金いくら使えるのかがわかるので、使いやすいです。
わたしが使っている家計簿アプリはコチラ
現在は、手取りの4割を貯蓄しています。
とはいえ、年収の割には貯蓄が少ないので、まだまだ頑張りたいところです。
途中まで私の黒歴史についてのカミングアウトになってしまいましたが(叩けば埃の出る人生)、皆さまの参考になれば幸いです
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